【板橋区】花火大会の守り神“伝統のてるてる坊主”が登場!~花火大会の担当者に代々受け継がれてきた“てるてる坊主”に晴天祈願~

花火大会の守り神“伝統のてるてる坊主”が登場!~花火大会の担当者に代々受け継がれてきた“てるてる坊主”に晴天祈願~



 都内最大の“尺五寸玉”の打ち上げや、関東最長級700メートルの“大ナイアガラの滝”などが人気の「第58回いたばし花火大会」が8月5日(土)、板橋区と埼玉県戸田市との境を流れる荒川戸田橋上流板橋側河川敷で開催される。
 その準備が着々と進められている中、大会を3日後に控えた2日(水)、平成18年開催の「第48回いたばし花火大会」から大会の担当者に受け継がれてきた伝統の“てるてる坊主”が、今年も晴天の祈りを込めて花火大会の会場(荒川戸田橋上流板橋側河川敷)にさげられた。



 板橋区の花火大会は、荒川をはさんで対岸の戸田市と都県境変更を行ったことを記念して昭和27年(途中、交通事情の悪化により数回中止)より同時に開催し、板橋区では今年で58回目を迎える。この間、何度か荒天により順延したこともあるが、平成3年の第33回大会以来、近年花火大会の担当者の頭を悩ませている“ゲリラ豪雨”にもあたることなく、20年以上も好天に恵まれている。
 今回用意された“てるてる坊主”は、11年前当時の担当が好天と安全な運営を祈って手作りしたもので、以来縁起をかついで引き継がれてきた。その年の担当者の思いやお礼の言葉も書き入れられている。てるてる坊主の登場を見守った板橋区産業経済部くらしと観光課の職員は「この“てるてる坊主”を吊るすと、不思議と全ての不安が消えてなくなる。今年も、そしてこれからも花火大会を見守ってくれると信じています」と花火大会の成功への思いを口にしていた。