私が小学校低学年の時に両親から自分専用の御朱印帳を買ってもらってからそろそろ五〇年が経ちますが、今回は過去一テンションが爆上がりした神社をご紹介いたします。そこは埼玉県川越市にあります川越八幡宮です。川越市に御鎮座されている神社でも、神社名に「川越」という地名が使われているのは、ここ川越八幡宮だけ。私が驚いたのは、神社にたどり着いて見上げた鳥居の文字で、そこには【河越八幡宮】というなかなか珍しい私の姓があり、この河越という文字を見た時の驚きは、そのあとじわじわやってきた感動と共に、ご縁というものの太さと力強さを認識するには十分すぎる衝撃でした。神様に呼ばれるということはよく聞いていましたが、まさに今回自分でそれを体験し、言葉にできない興奮と冷静さを同時に感じることができました。平日の昼間に訪れて目にした光景は、どのシーンもとてもアットホームなもので神様の存在を肉眼で見せてもらった気がします。
川越八幡宮は、西暦二千三十年に創建千年目を迎える由緒ある古社で、この長い歴史の中で、神社の方の素晴らしいホスピタリティは継承され、地域の方に愛されて、この柔らかくあたたかい雰囲気が受け継がれてきたのだろうと想像できました。

昨年は、個人的にとても大変な一年でした。日常で出会ったさまざまな出来事は、私たちの心の在り方を鏡が映し出したもの。常に現実を冷静に受け止めて自分の軸のズレに気付き自分にできる循環の形を見つけていきたいですね。本年も読者の皆さまにとっても心のオアシスになる神社をご紹介してゆきます。引き続きどうぞよろしくお願いいたします。

川越八幡宮
埼玉県川越市南通町十九−三
■交通
東武東上線・JR川越線 川越駅東口から徒歩六分
