【江東区】カンボジアへ寄贈する机・イスをボランティアが綺麗に補修!雑巾がけやペンキ塗りを心を込めて♪

カンボジアへ寄贈する机・イスをボランティアが綺麗に補修!雑巾がけやペンキ塗りを心を込めて♪



 16日、旧江東区テンポラリー工場センター(潮見2)で、使わなくなった机やイスをカンボジアのこどもたちに使ってもらうため、ボランティアによるペンキ塗りなどの補修作業が行われました。
 これは、江東区と「江東区海外リサイクル支援協会(NGO)」、「JHP・学校をつくる会(NPO)」の 3 者の協働で行っている海外支援事業となり、区内の小・中学校で使わなくなった机やイスを補修して、カンボジアに送り、現地の教育施設で利用してもらおうと 2004年から始められました。
 この日、区民ボランティアや両会のメンバー、区職員の計 32 人が補修作業に参加し、小学校低学年用から中学生用の大小様々な机とイス、約 120 組のサビ落としやペンキ塗りを行いました。補修作業では、茶色く変色したサビやシールの痕も、紙ヤスリや雑巾などを使い、手際よく落とし、その後ハケを使い、綺麗にペンキ塗りを行いました。今回、補修作業にボランティアで参加した区内在住の女性は、「区報を見て活動を知り、自分にも何かできないかと今回初めて参加しました。自分が綺麗に補修した机やイスをカンボジアのこどもたちが、使ってくれるかと思うと嬉しいです」と語り、汗びっしょりになりながら、丁寧に作業を行っていました。
 綺麗に補修された机やイスは、鍵盤ハーモニカなどの楽器とあわせて、6月24日(土曜日)にコンテナに積み込まれ、7~8月に船便でカンボジアに輸送される予定です。また、17日も同様の作業を行い、両日で計200セットの机とイスの補修作業を行います。※15 日の補修作業ボランティアの募集は終了しています。



説明
【机・イス等を利用した海外支援事業】
学校で使用しなくなった机・イスや区民から寄付された楽器を、江東区(4 名)、江東区海外リサイクル支援協会(14名)、JHP・学校をつくる会(4名)が協働で、それらが不足する地域に贈呈する事業。16日の補修作業では、区民ボランティア 10名も参加。
 支援物資には、贈り手となる小・中学校のこどもたちのメッセージを添えて贈る。カンボジアのこどもたちからは、喜びの声を寄せ書きにしたものや、机やイスを使っている写真等が送り返され、環境学習教材のひとつとして活用している。
【江東区海外リサイクル支援協会(NGO)】
事務局:江東区新木場 2-14-1 ㈱大東運輸内 電話:3521-7311
「開発途上国の子ども達に国創りのため教育の場を!」をスローガンに掲げて支援活動を行う団体。
【JHP・学校をつくる会(NPO)】
事務所:港区芝 5-26-16 読売理工学院ビル 6 階 電話:6435-0812
戦争や災害で教育の場を奪われた世界のこども達に、教育等の援助・救援活動を行い、活動を通じて次代を担う若者達への地球市民教育を実践する団体。