瑞江店の竹葉俊雄所長は、昨年8月に「肺がん」の告知を受けて、千葉県鴨川市の病院に入院し、手術を受けました。周りの人には「必ず治して帰ってくるから」と伝えましたが、実は不安と闘う毎日でした。
抗がん剤と放射線治療の後に手術を受けて、退院してからは通院で抗がん剤の投与を受けていましたが、現在はそれも終わり、仕事に完全復帰されて週に5日の新聞配達を行っています。
闘病生活から仕事に復帰した今、所長は「自分は病人じゃなくケガ人」という気持ちでいます。
そしてご自身が闘病生活を経験したことで「治療に迷ってる人や長引いている人を励ましたい。病気と闘っている患者さんを励ますような発信をする場を持ちたい」と強く思うようになりました。
「がん」がいかに身近で誰にでも起こりうるか。これからは患者さんを励ます側に回り、実際に体験して辛かったことや、闘病生活があったからこそ知ることが出来たことを話して、「がんは、治るよ」という勇気をお届けします。
(文・坂本みゆ)