連載記事「神社仏閣巡りの旅 〜トライベルライター河越理恵の旅行手記〜」第58回


今回は、山梨県富士吉田市にあります日本三大金運神社と知られている新屋山(あらややま)神社のご紹介です。私は、この霊峰富士山の麓(わかりにくい場所)に位置するこの神社を知りませんでした。生い茂る樹々の佇まいだけで、背筋がピント伸びる雰囲気。実際に参拝して一番驚いたのは、駐車場には高級車が並び、平日の午前中にもかかわらず大勢の参拝客がいたこと。そしてその方々のお作法が実に素晴らしかったことです。みなさん近道せず、正式な最初の鳥居まで移動して、深々と頭を下げてから鳥居をくぐり本殿まで。参拝客は男性が多く、テンション高めに騒ぐ事もなく、ただ淡々と参拝・御祈祷の申し込みをされていました。

ここは、今は亡きある有名な【経営の神様】と呼ばれた、経営コンサルタント会社の会長が、「お金に困りたくなかったら、富士山のこの神社に行くといい」と推奨されたことで有名になり、今回の私のように、この御利益にあやかろうと今でもたくさんの参拝客が訪れています。

富士山を見に行くと友達に話し、「新屋山神社に行くといい、そして忍野八海の近くにあるお豆腐屋さんでお豆腐を買ってくるといい」と教えてもらい、翌日には実行したこのスピード感こそがご縁だったのかなと納得しています。神社では小判を買うといいと言われたので、その小判と、もちろん美味しいお豆腐も購入し、とても有意義な一日を過ごしました。肝心の富士山は、頂上をちょこっとしか見せてくれませんでしたが、経営の神様も見たであろう景色に出会い、今年最後の最強開運日に、その小判をお財布に入れたことで、未来が少し楽しみになりました。あの日私自身に起こった不思議な話や、今後の金運に関しては、経過を観察しご報告いたします。

新屋山(あらややま)神社

山梨県富士吉田市新屋4丁目2−2

交通

・富士急行富士山駅よりバス
 新屋公民館入口下車徒歩約 5 分
・中央自動車道河口湖 IC から約 10 分
・東富士五湖道路富士吉田 IC
 から約 10 分

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