6月25日(土)及び26日(日)に、すみだリバーサイドホール(墨田区吾妻橋1-23-20)ほかで「すみだ環境フェア2022」を開催する。
このイベントは、緑化やごみの減量、地球温暖化防止など、環境について、ワークショップなどを通して来場者が楽しみながら学べる催しとして、平成21年度から毎年開催してきたが、コロナ禍の影響で令和2年度は中止、昨年度は会場規模を縮小し、内容を変更して実施している。今年は、3年ぶりに一部規模を拡大して、ワークショップなど参加型で実施する。
今年のテーマは、「楽しもう♪来て!見て!発見!私にできるSDGs」。参加企業や団体によるワークショップや展示、ステージプログラムのほか、食品ロス削減を目的としたフードドライブなども実施する。
また、2020東京オリンピック・パラリンピックで活用され、区が導入した燃料電池自動車の展示を行う。イベントでは、同車にこれから施すラッピングのデザインを、イベント来場者による投票で決定することとしている。
さらに、25日(土)には、チームで制限時間内に定められたエリア内でごみを拾い、その量と質を競うスポーツイベント「スポGOMI in すみだ環境フェア2022」も同時開催される。事前に申し込みを受け付けた全25チームが出場し、競技を行う予定。
実行委員長の伊藤林(いとうしげる)さんは、「3年ぶりに、対面式ですみだ環境フェアを実施できる喜びと楽しみで、実行委員の皆さんも準備に一段と力が入っている。多くの方に来場して楽しんでもらいたい。」と意気込む。
区の担当者は「今年は昨年よりも多くの企業・団体が出展し、コンテンツもさらに充実したイベントになっているので、感染対策をしっかりしていただき、多くの方にご来場いただきたい。自分で取り組むことができるSDGsを見つけて、環境問題について考えるきっかけとしてほしい。」と話す。