【板橋区】自宅で学ぶ古典芸能「板橋おんらいん寄席」開演~人間国宝 神田松鯉氏ら、板橋区在住の芸人が子どもたちに笑いをお届け~

自宅で学ぶ古典芸能「板橋おんらいん寄席」開演~人間国宝 神田松鯉氏ら、板橋区在住の芸人が子どもたちに笑いをお届け~

日 時 令和2年4月16日(木) 公開
共 催 板橋区・(公益財団法人)板橋区文化・国際交流財団
URL   https://www.city.itabashi.tokyo.jp/kusei/kouhou/tenji/tv/1022147.html
 ※今回の動画は板橋区教育委員会のYouTube公式チャンネルでも同時配信します。




区では、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛中の方へ、区ホームページや動画配信サービスを活用し、乳幼児からおとしよりまで「自宅で楽しめ、学べる動画」を配信している。現在は、区長による区民へのメッセージのほか、乳幼児に向けた児童館職員による体操、高齢者向け筋力トレーニング、区教育委員会による休校中の小・中学校の児童・生徒に向けての特別授業などがコンテンツとして投稿されている。
今回配信される動画は、古典芸能などの文化に触れる特別授業として、人間国宝:神田松鯉(かんだ・しょうり)氏をはじめとした板橋区在住の芸人さんたちの協力を得て制作。講談や落語、大喜利等の19本の動画となる。緊急事態宣言や自粛ムードにより、先行きが不透明な中、少しでも笑顔になれるよう、芸人たちが明るい話題を提供する。


動画の撮影にあたっては、区から(公財)板橋区文化・国際交流財団を通じて、板橋区氷川町在住の落語家:柳家権太楼(やなぎや・ごんたろう)氏に演者の募集や調整等を依頼。撮影は2日間にわたって行われ、3密を避けるよう午前・午後に分けながら、合計20名を超える演者からの協力をいただき、動画を制作した。
演目は「寿限無(じゅげむ)」等の子どもにも馴染みのある落語や、板橋区にゆかりのある前田利家にまつわる講談などの古典芸能のほか、演芸の席で用いられる「寄席文字」の書家:橘右門(たちばな・うもん)氏による実演など、多彩な内容になっている。また、外出を控えている大人・高齢者まで楽しめるマジック等のエンターテイメント要素のある動画も作成されており、橘右門氏の寄席文字で書かれた札を使った「手洗い」「うがい」を促すメッセージも含まれている。


依頼を受け、ご自身も出演された柳家権太楼氏は、「新型コロナウイルスで外出ができない皆のために、自分たちでできることをやろうと思った。子どもたちにも見てもらうことで、古典芸能の楽しさを知るきっかけになれば嬉しい。」と語った。


※なお、板橋区立小・中学校については、新型コロナウイルス感染症の感染を防止するため、令和2年4月6日(月)から5月6日(水)まで臨時休業としている。


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