【板橋区】企画展「いたばし教育ヒストリー」開催!

企画展「いたばし教育ヒストリー」開催!


版画「手習い児」


10月7日(土)、板橋区立郷土資料館(板橋区赤塚5-35-25)にて、企画展「いたばし教育ヒストリー」が始まる。本展では、日本の歴史のなかで「寺子屋」「女子教育」「戦後教育」について取り上げながら、区内の教育の歴史を展示する。
現在、板橋区では、平成26年度に策定された「板橋区教育ICT化推進計画」に基づき、学校教育でのICT環境の整備や授業改善などに取り組み、電子黒板、実物投影機、デジタル教科書を導入するなど、時代に応じた教育環境を整えている。明治期の初め頃まで遡ると、板橋区域においては、江戸時代からの中山道や川越街道の宿場町や農村の全域にわたり30数か所の寺子屋が存在していた。
今回は、江戸時代の庶民教育の場であった寺子屋や教科書としてつかわれていた「往来物」の紹介からはじまり、近代に入り発展した女子教育について、特に板橋区有形文化財であり国の重要有形民俗文化財に指定される「渡辺学園裁縫雛形コレクション」を紹介する。また、民主化教育にも焦点をあて、併せて高度成長期からの少子化にともなう児童数の増減による板橋区の校区再編成についてみていく。本展をとおして、多くの人が教育のうつりかわりを確認し、郷土における「学び」を追憶する機会になることを期待する。
本展は平成29年12月10日(日)まで。入館無料。会期中の10月14日(土)、11月18日(土)の13時30分から40分程度、展示解説がおこなわれる(参加希望者は当日直接会場へ、無料)。


普通裁縫教授書


◎板橋区立郷土資料館(03-5998-0081)
  都営三田線「西高島平」下車13分
  都営三田線「高島平」西口から区立美術館経由「成増駅北口」行きバス「区立美術館」下車
  東武東上線「成増」北口から区立美術館経由「高島平操車場」行きバス「区立美術館」下車
  コミュニティバス「りんりんGO」で「区立美術館入口」下車