【墨田区】~長寿の秘訣は? いつまでもお元気で長生きしてくださいね~ 区長が男性で区内最高齢者・大西重生さん104歳と女性で区内最高齢者・中林とみさん106歳の2名を訪問!

~長寿の秘訣は? いつまでもお元気で長生きしてくださいね~

区長が男性で区内最高齢者・大西重生さん104歳と女性で区内最高齢者・中林とみさん106歳の2名を訪問!


 7日、山本 亨・墨田区長が、男性で区内最高齢者の大西 重生(おおにし しげお・104歳・墨田区墨田四丁目)さんと、女性で区内最高齢者の中林 とみ(ナカバヤシ トミ・106歳・墨田区墨田二丁目)さんのお住まいを訪問した。区長は、長寿の秘訣を尋ねながら、お祝いとして、花束とともに最高齢認定証(賀寿状)とお祝い金(5万円)を手渡した。これは、高齢者福祉の増進につなげようと昭和38年から毎年行っているもの。中林さんと大西さんともに元気いっぱいの笑顔で区長と固い握手を交わし、さらなる長生きへの決意を新たにした。



<高齢者支援について>
 墨田区における65歳以上の高齢者の人口(7月1日現在)は60,586人で増加傾向にあり、区総人口に占める割合は22.7%となっている。このように超高齢社会が進展する中、区では、高齢者が元気で生きがいに満ちた生活を営むことができる環境を整備するため、高齢者同士の交流を図る“老人クラブへの助成”や高齢者の社会参加を支援する“セカンドステージ支援事業”など、様々な「生きがい対策」を実施している。
今回の「区内最高齢者へのお祝い」は、長い間社会に貢献してきた高齢者を敬うとともに、長寿をお祝いすることを目的に、「生きがい対策」の一環として、昭和38年から毎年行っている恒例行事。最高齢者のほかに満100歳、米寿(数え88歳)、喜寿(数え77歳)を迎えた方たちにも、お祝い金の贈呈を行っている。今年の対象者は100歳が41名(男性4名、女性37名)、米寿1,072名、喜寿2,852名(9月1日現在)。100歳のお祝いは、対象者の誕生月に、それ以外の方には今月中に贈呈し、年齢の節目を実感してもらうことで今後の生きがいにつなげてもらうこととしている。このほか、社会福祉協議会からも101歳以上の高齢者にはお祝い金が贈呈される。



■大西 重生さん 104歳
 午後1時過ぎに、大西さんお住まいのグループホームに区長が到着。昨年に引き続き、区内最高齢者となった大西さんはグループホームの広場から笑顔で出迎えた。大西さんは、大正元年11月2日生まれの三重県出身。健康の秘訣は、自分でできることは自分ですること。2015年5月からグループホームに入所したが、入所前の102歳までは一人暮らしをしており、炊事・洗濯など身の回りのことはすべて自分でやっていた。そんな頼もしい大先輩の大西さんを前に区長は「いつまでもお元気でいてください」と固い握手を交わした。



■中林 とみさん 106歳
 午後1時半過ぎに、中林さんお住まいのご自宅に到着した区長が、「お元気ですか」と部屋に入っていくと、白い洋服に身を包みベッドに座って待っていた中林さんが“にっこり”と笑顔で出迎えた。中林さんは明治44年3月20日生まれの岐阜県高山市出身。健康の秘訣は規則正しい生活をすることで、毎日午前5時半に起き、介助なしで朝食を食べているとのこと。晴れのこの日をご自宅で迎えられた中林さんは、訪れた区長から「おめでとうございます」というお祝いの言葉とともに賀寿状やお祝い金、花束を贈られ、柔らかな表情で区長との握手を交わした。