【葛飾区】リカちゃんも参加してみんなで打ち水大作戦!

リカちゃんも参加してみんなで打ち水大作戦!



 7月12日(水)葛飾区等からなる葛飾区地球温暖化対策地域協議会は、温暖化対策に関心を持ってもらおうと 飾区役所を会場に打ち水を実施した。イベントには、協議会メンバーである株式会社タカラトミー(本社:立石 7-9-10) からリカちゃんも参加し、地元小学校の児童たちと一緒に打ち水を行った。
 打ち水大作戦は、温暖化対策に関心を持ってもらおうと 2008 年より実施しているイベントで、電力需要の多い夏に向け、打ち水を楽しみながら節電に取り組む意識につなげたい狙いがある。打ち水に使われる水は、災害時用に備蓄された水で、期限切れのものを使用し(二次利用水)、環境に配慮した方法を取り入れている。
 今回実施された打ち水には近くの 2 つの小学校である、区立梅田小学校と区立清和小学校から 4年生136人が参加、ヒシャクやジョウロを手に打ち水を楽しんだ。
 打ち水が始まる前に、路面温度と気温を測定し、打ち水後の効果を確認した。路面温度は最大で11.3度(49.2度から38.5度)、気温は1.4度(33.4度から32.0度)下がる効果が発表されると、打ち水に参加した児童からは歓声が上がった。
 葛飾区地球温暖化対策地域協議会の武者英之(ムシャヒデユキ)会長は、今回参加した児童 たちに「家庭に帰った後でもみんなで打ち水をすればより多くの節電につながる」と話した。
 区民、事業者および区等の協働によって、区内における温暖化対策の進展を図ることにより、日常生活における温室効果ガスを削減し、地球温暖化の防止に寄与することを目的として、2008 年設立。今回行われた打ち水のほかに、ガスや水道等を効率的に利用することでエネルギーの節約を学んでもらう「エコ・クッキング教室」や、ゴーヤを活用した緑のカーテンの作り方を習得できる「緑のカーテン講習会」など、温暖化防止に向けた普及、啓発事業を実施している。