~ファンドレイジングを活用した地域力支援~
23区初!「すみだの夢応援助成事業」公開プレゼンテーションが行われました!
墨田区は、今年度から、「すみだの夢応援助成事業」と題して、本区で実施する文化芸術活動による地域力の向上に効果のある意欲的なプロジェクトを募集し、採択されたものには、ふるさと納税によるクラウドファンディングの機会を提供する事業を開始した。これは、23区で初めての取組。4月から事業の募集を開始し、新規性のある意欲的な10団体が本日、すみだ生涯学習センター(東向島2丁目38番7号)で公開プレゼンテーションを行った。公開プレゼンテーションには、NPO法人や公益財団法人などが参加した。
墨田区にゆかりのある葛飾北斎や音楽都市すみだへの貢献、伝統芸能などを通して地域の人たちと協働でまちづくりを進めていくプロジェクト等それぞれの団体が得意分野を活かした内容のプレゼンテーションを行っていた。
参加団体の担当者は「初めての事業ということもあり、プレゼンテーションは非常に緊張した。採択されたら、墨田区の潜在力を活かして、すみだの人たちにも私たちのプロジェクトに参加してもらい一緒に区を盛り上げていきたい。」と話していた。
今後、公開プレゼンテーションの内容を踏まえ、6月24日(土)の協治(ガバナンス)まちづくり推進基金審査会において、審査を行い、その結果をもとに、区が助成の可否を決定する。選ばれた企業が、7月からふるさと納税の仕組みを活用した資金調達を開始する予定。
<すみだの夢応援助成事業とは>
すみだの夢応援助成事業は、東京2020オリンピック・パラリンピックに向けた地域活性化プロジェクトとして、文化芸術活動による地域力の向上を目的に、区内で実施する「新規性のある意欲的なプロジェクト」や「社会的に意義の高いコミュニティビジネス」に対し、その経費を助成します。区は、助成団体に「墨田区のふるさと納税を活用したクラウドファンディング」の仕組みを提供し、集まった寄付金を助成金として交付します。インターネットへの掲載に係る費用は区が負担しますが、資金集めを成功させるための広報活動や返礼品の提供は、各助成団体に行っていただきます。
なお、助成団体の決定に当たっては、墨田区協治(ガバナンス)まちづくり推進基金審査会による審査が行われます。この制度を通じて、寄付者は、自らが支援したい事業を個別に指定して応援することができ、事業を実施する団体と寄付者がつながることで、本来の寄付の趣旨を実現することが可能となります。
また、区内外から新規性のあるコミュニティビジネスを呼び込むことで、墨田区における新たな人材の交流や地域の活性化をめざすものとします。
《問合せ》地域活動推進課 TEL5608-6705 ☆お問合せは午後6時までにお願いします。