芭蕉記念館で時雨忌(芭蕉忌)全国俳句大会作品募集中!(7月31日まで)
今年のテーマは「道」♪豊かなイメージで俳句にしたためる!
芭蕉記念館(常盤1)では、江戸時代の俳人・松尾芭蕉(1644~94年)の命日10月12日にちなみ毎年開催している「第36回時雨忌(芭蕉忌)全国俳句大会」の俳句作品を7月31日(月曜日)まで募集しています。
投句は、「芭蕉を偲ぶ俳句」または「道」をテーマにした俳句の1句と「四季雑詠」の1句、計2句を1組として、どなたでも応募することができ、それぞれが感じるイメージ豊かな作品を募集しています。
松尾芭蕉は、深川の芭蕉庵を旅立ち、街道のような大きな道、野山をめぐる細い道、山を越える険しい道、たくさんの「道」を歩いて旅をしました。今年のテーマの言葉
「道」を読み込んでも、「道」のイメージで俳句にしたためることもでき、各々が今まで歩んできた「道」、そしてこれから歩んでいく「道」に思いを馳せる機会にもなりそうです。
応募作品は、有馬 朗人氏(「天為」主宰)など 10 名の俳人が、選者として選句し、兼題部門の最高得点には、賞状・ブロンズ像の授与や受賞作品短冊が同館ロビーへ 1 年間掲示される「芭蕉記念館時雨忌賞」など、各賞が決定します。また、投句者全員に受賞作品を掲載した句集が送られることになります。
<投句規定>
・規定の応募用紙またはA4判用紙に楷書で記入
<投句料>
・2句1組 1,000円(大会句集代及び送料込み)※支払は、定額小為替または現金書留で送付
<応募方法>
・作品、郵便番号、住所、氏名・俳号(各フリガナ)、年齢、性別、電話番号を明記の上、同館(〒 135-0006 江東区常盤 1-6-3)へ郵送
・締め切りは7月31日(月曜日)必着・何組でも応募可、未発表作品に限る
※投句規定等、詳しくは芭蕉記念館(電話 03-3631-1448)へお問い合わせ、または以下関連ページからご確認ください。
関連ページ
・芭蕉記念館「時雨忌」募集ページ(外部サイトへリンク)(別ウィンドウで開きます)
説明
【賞】芭蕉記念館時雨忌賞1名、芭蕉記念館賞1名には賞状とブロンズ像、同館ロビーへの掲示、10人の選者による特選各3句(30句)には各々賞状と楯が、入選各10句(100句)には賞状が贈られる。佳作各20句(200句)は大会句集に掲載される。
入賞者には9月末までに直接通知され、授賞式は10月9日(月・祝)午後2時から同館で行う。また、受賞作品(時雨忌賞・芭蕉記念館賞・特選・入選)及び佳作作品を掲載した「時雨忌全国俳句大会句集」を投句者全員に送付する。
昨年は、最年少11歳(女性)から最年長101歳(女性)、北は北海道、南は宮崎県の35都道府県から 746人、1,492句が寄せられた。
【選者】有馬 朗人(「天為」主宰)、池田 澄子(「船団」「豈」所属)、伊藤 敬子(「笹」主宰)、稲畑廣太郎(「ホトトギス」主宰)、大木 あまり(「星の木」所属)、小川 軽舟(「鷹」主宰)、辻 桃子(「童子」主宰)、西村 和子(「知音」代表)、長谷川 櫂(「古志」前主宰)、宮坂静生(「岳」主宰)の10人の俳人。(五十音順・敬称略)
【昨年の受賞句】
◎「井戸水があり縁側があり涼し」(芭蕉記念館時雨忌賞/福島 テツ子、東京都稲城市)
◎「轆轤場の一人一灯雁渡る」(芭蕉記念館賞/古賀 勇理央、愛知県尾張旭市)