連載記事「神社仏閣巡りの旅 〜トライベルライター河越梨江の旅行手記〜」第96回

今回ご紹介するのは、鹿児島県霧島市にある大隈国一ノ宮鹿児島神宮です。「海幸彦、山幸彦神話」を起源とする由緒ある格式の高い神社で、御祭神も神話に、登場する人物の山幸彦こと天津日高彦穂穂出見尊(アマツヒダカヒコホホデミノミコト)、山幸彦の奥様、豊玉比売命(トヨタマヒメノミコト)。帯中比子尊(仲哀天皇タラシナカヒコノミコト)息長帯比売命(神功皇后オキナガタラシヒメノミコト仲哀天皇の奥様))品陀和気尊(応神天皇オウジンテンノウ仲哀天皇の息子さん)中比売命(応神皇后ナカヒメノミコト)。私が大好きな神様たちです。
私がここに参拝したのは2回目です。前回は、四十年以上前家族旅行でした。前回の参拝は幼かったのでしっかりした記憶はありませんでしたが、鹿児島神宮に伝承される信仰玩具を見て、懐かしく我が家には大きな鯛の玩具がありそれは浦島太郎の物語のモデルにもなった山幸彦と奥様の豊玉姫二人の伝説にちなんだ信仰玩具の中の山幸彦の釣り針を呑んだ赤女魚(鯛)にちなんだ大きいサイズの「鯛車」です。ここにはこの他にも12種類の信仰玩具が収められています。この辺りは、坂本龍馬が新婚旅行で訪れた妙見温泉や、西郷隆盛が通った日当山温泉など、多くの湯治場があり当時から賑わっていたようです。多くの旅人も神社にお参りに来て、温泉に入り、お札やお守りと一緒に子や孫へのお土産として信仰玩具を買ったようです。
鹿児島空港を利用して、レンタカーを借りると二泊三日くらいで、鹿児島県の一ノ宮神社三社と霧島神宮を参拝することが可能です。旅の計画を立ててみませんか?

大隈国一之宮鹿児島神宮

鹿児島県霧島市隼人町内二四九六の一

■交通

JR日豊線「隼人」駅から徒歩十五分
鹿児島空港より車で十五分