区内3警察署・荒川環境衛生協会と「防犯及び交通安全活動に関する覚書」を締結
平成29年7月20日(木)午前10時30分~
荒川区役所4階区長応接室(荒川区荒川2-2-3)
荒川区では、7月20日(木曜日)午前10時30分から、荒川区役所本庁舎において、防犯及び交通安全活動に関する覚書を、区内の3警察署と荒川環境衛生協会との間で締結しました。これは、荒川環境衛生協会が、理容・美容所、公衆浴場など、高齢者が利用することが多い業態を会員とする組織であることから、特殊詐欺被害や自転車が関与する事故等の情報を、普段の営業を通じて、利用する区民に広く周知し、詐欺被害や交通事故防止につなげることを期待しています。
【当日の様子】
午前10時30分に締結式が始まり、厳粛な雰囲気の中、荒川区、荒川警察署・南千住警察署・尾久警察署の区内3警察署、荒川環境衛生協会の間で「防犯及び交通安全活動に関する覚書」が交わされました。
西川太一郎(にしかわ・たいいちろう)荒川区長は「高齢者をはじめ、多くの区民が身近に利用する業態が集まった組織であるという大きなメリットを生かしてもらい、区民の安全・安心にご協力ください。」と話すなど、多くの会員を有する荒川環境衛生協会へ期待を表していました。
当日出席した3警察署長、荒川環境衛生協会の飛田英雄(とびた・ひでお)会長をはじめ、クリーニング、美容所、浴場、簡易宿所を統括する協会副会長4名は、覚書の締結を機に、これまで以上に連携を密にして事業を行っていく旨話していました。
【荒川環境衛生協会】
荒川環境衛生協会は、公益社団法人東京都環境衛生協会の下部組織で、区内の理容所、美容所、クリーニング所、公衆浴場、簡易宿泊所等が加盟しており、4月20日現在281名が会員となっている。
【覚書】
覚書は、区の役割、警察署の役割、荒川環境衛生協会の役割を規定しており、区は啓発活動への支援を、警察署は犯罪・事故発生状況の情報提供を、協会は、区や警察の情報を会員へ周知し、それぞれの会員が自らの店舗等の営業を通じて利用客へ注意喚起をする、という内容になっています。
【その他】
荒川環境衛生協会会長の申し出により、協会会員を「わがまちあんしん110番」に登録し、会員の各店舗を子どもたちの一時避難先としても提供することになりました。