【北区】~線路沿いの小径(こみち)が色彩豊かにお色直し~飛鳥山のアジサイが見頃を迎える

~線路沿いの小径(こみち)が色彩豊かにお色直し~飛鳥山のアジサイが見頃を迎える



 区立飛鳥山公園(王子1-1-3)とJRの線路に挟まれた通路「飛鳥の小径(こみち)(約350m)」で、約1,300株のアジサイが見頃を迎えている。
 この日の飛鳥の小径では、まるでくす玉のような、青や紫、ピンクなど色彩豊かに咲くアジサイが鮮やかなグラデーションを作り出し、目の前を走る電車と一緒に撮影を楽しむ親子や、通りがかりに足を止めて鑑賞する人等で賑わっていた。
 また、小径沿いを走るJR京浜東北線や高崎線、宇都宮線等の車窓から、通勤通学の合間にも楽しむことができる。アジサイは6月末まで楽しめそう。



 「飛鳥の小径」は、歴史的文化財(区立飛鳥山公園・西ケ原一里塚・旧古河庭園など)をめぐる全長約1.3kmの散歩道。JR京浜東北線の王子駅から上中里駅方面に至る間にあり、王子駅南口改札を出てすぐ右にあるJRの跨線橋を渡った飛鳥山公園沿いには、タマアジサイやガクアジサイ、セイヨウアジサイなど約1,300株のアジサイが約350mにわたって植えられている。
 この小径は、JR京浜東北線や、高崎線、宇都宮線が間近を走るため、アジサイと電車を一緒に撮影できる場所として、親子で楽しめる人気のスポットとなっている。また各電車の車窓からも、その色鮮やかに咲き誇る様子を望むことができるため、通勤電車から見るアジサイは一服の清涼剤になっているようだ。
 現在、見頃を迎えたアジサイが飛鳥山の山裾に青や紫、ピンクなど華やかなグラデーションを作り出し、道行く人々の目を楽しませている。この日も、鮮やかに咲き乱れるアジサイに手を伸ばしながらはしゃぐ親子や、熱心にカメラのシャッターを切る人など、小径は思い思いに楽しむ多くの人々で賑わっていた。
 埼玉県川口市在住の10代女性は「京浜東北線の車窓からアジサイが見えて、途中下車してきました。たくさんの種類のアジサイが咲いているので、見ていて飽きないです」と笑顔で話してくれた。