不定期に連載中の「注目のこの人」のご紹介をする前に、今回の取材目的をお伝えします。オールドメディアと呼ばれて久しい新聞ですが、そう思いますか。読者の皆様もご高齢の方が中心で、デジタルに無縁だと思い込む人が多いのも事実です。しかし実際は少し違っていてます。近年では産経MAPまごころ直送便もLINEを活用したお申込みが増え、読者の皆様も少しずつですがデジタル化を生活に取り入れる人が増えています。こうした背景もあり、本紙面が出来ることはないかを考えていた矢先、面白い話を聞きましたので、ご紹介させて頂きます。
今回取材させて頂く人は株式会社スカブラ代表取締役の原幸雄さんです。原さんは大学卒業後に大手建築事務所に入社後、建築施工図制作の仕事に従事します。その後は独立し、多くの方々が知っている有名建築の建築施工図を担当してきました。(左記略歴参照)
引退後に立ち上げた会社が株式会社スカブラ、現在七十歳です。建築施工図制作の仕事と、今回ご紹介の内容に、一体どんな関係があるのかと思う人もいらっしゃると思いますので、そろそろ本題に入ります。
実は今回取材をお願いした理由は、読者の皆様に「デジタルに触れて頂く機会」を提供させて頂き、「触っていじって楽しんでいただくもののご提供のお願い」も兼ねています。スマートフォンをお持ちの方、紙面下でご紹介のQRコードを読み込みしてみて下さい。分からない人は「カメラ」のアプリを押してからQRコードを写して(読込)みて下さい。(シャッターボタンは押さなくてOK)そうすると立体画像の動画が始まります。
不動産の物件紹介も今ではスマートフォンが主流です。しかしながら読者の皆様の多くはこの先移転を考える人は極めて少ないと思います。それでも人は「こんな家に住んでみたい。」と言う欲求を持つもので「見ているだけなら。」と不動産紹介ページを退屈な時に見ている人が多数います。いざのぞいて見ても写真や平面の図面ばかりですが、それでも憧れを抱いたりして、楽しめるものです。
原さんが提供するこの技術は、不動産物件を簡単に立体化することができます。この技術を活用して「立体感ある物件紹介が行える」ものなのです。建築施工図制作者の目線で「建物の良さをどのように伝えることが最良なのか。」七十歳の原さんが考えた技術でもあり、本紙面で紹介することで、ご年配の読者の皆様がデジタルに触れるきっかけになると思い、ご紹介させて頂きました。今後も年6回の予定で、デジタルに触れるコーナーを設けてご紹介する予定です。
AIなど理解が困難な横文字が増え続け、時代も刻々と変化して参りますが、遊び感覚で触れることで、デジタルにも馴染みが出てくと思います。ぜひQRコードを読み込みしてみて下さい。
不動産業に従事される読者様でご興味がありましたら、ぜひ原さんにコンタクトを取られてみて下さい。
取材・大島 克之