【江戸川区】“夏の訪れを告げる、金魚の祭典”「第46回江戸川区特産金魚まつり」22・23日開催

“夏の訪れを告げる、金魚の祭典”「第46回江戸川区特産金魚まつり」22・23日開催



 良質な金魚の産地として伝統が守られている江戸川区。区特産の金魚を広く紹介し淡水魚養殖業の振興を図ろうと、区立行船公園(北葛西3)では7月22日(土)、23日(日)の2日間にわたって「第46回江戸川区特産金魚まつり」が開催されます。昨年は、夏休みに入った最初の連休とあって約4万7千人が来場し、親子連れなどで会場は賑わいました。主催は、江戸川区特産金魚まつり実行委員会及び江戸川区。
 江戸川区内における金魚の歴史は古く、明治末期から養殖が始まったと言われています。昭和15年頃には生産最盛期を迎え、区内23軒の養殖業者で5,000万匹を生産。江戸川区は、愛知県弥富市、奈良県大和郡山市と並ぶ金魚の日本三大産地の一つとなりました。海外にも輸出される一方、区内は昭和30年代の急速な都市化を迎え、養殖業者は関東近県に移住。現在は2軒の養殖業者が区内の金魚養殖業を支えています。毎年4月に行われている「全日本金魚品評会」では、江戸川区産の「琉金」が同品評会の最高峰と言われる「農林水産大臣賞」を数多く受賞。「江戸川琉金」としてブランド化され、良質な金魚の産地として高い評価を得ています。
 同まつりでは、区内で生産された江戸川琉金やワキンなど品質の良い金魚20種以上・約1万匹を扱った展示・即売を始め、ランチュウやオランダシシガシラ、アズマニシキなどの高級品種を扱った「高級金魚すくい」、金魚関連グッズや区特産品等の販売などさまざまなコーナーを用意。中でも、中学生以下が無料で参加できる「金魚すくい」コーナーでは、2日間で約2万匹もの金魚が用意され、毎年朝から長蛇の列ができる人気イベントとなっています。3匹以上すくった腕自慢には、先着で午後2時から行われる「キンギョリンピック」への出場チャンスも。小学生以下の部、一般の部(中学生以上)、親子の部の各部門上位3名には、賞状とメダルが贈呈されます。



【第46回江戸川区特産金魚まつり概要】雨天実施
日時 7月22日(土)・23日(日)午前10時~午後6時(23日は午後4時まで)
会場 行船公園(北葛西3-2-1)
主な催し 金魚展示・即売(20種以上・1万匹)、金魚すくい(2万匹/中学生以下無料、高校生以上100円)、高級金魚すくい(各日500匹)、
     キンギョリンピック、区特産金魚キャラクター「えど金ちゃん」との撮影会、金魚をあしらった風鈴など区特産品の販売、金魚飼育相談会、金魚屋台、金魚飼育用品特売など
入場料 無料
その他 金魚購入者には「えど金ちゃん」特製うちわセットまたはクリアファイルを無料配布します(先着500名/日)