~“時代・時期をはかるものさし”土器を夏休みの自由研究に~展示「ドキどき土器図鑑~遺跡発!北区のやきもの大集合~」
7月22日(土)から、北区飛鳥山博物館(王子1-1-3、飛鳥山公園内)で、夏休みわくわく展示「ドキどき土器図鑑~遺跡発!北区のやきもの大集合~」が開催される。8月27日(日)まで。
これは、北区内で発見された焼き物のうち、縄文・弥生土器や古墳時代以降に使用された土師器、須恵器など約60点を紹介し、子どもたちの夏休みの自由研究に役立ててもらうことを目的としたもの。会場では、土器の形状や文様などの特徴から、当時の人々の暮らしぶりなどを分析した解説とともにさまざまな土器を展示。来館者は、図鑑の中に入ったかのような展示の中で、“時代・時期をはかるものさし”である土器について理解を深めることができる。
毎週月曜休館。観覧無料。当日直接会場へ。
この展示会は、夏休みに北区飛鳥山博物館で楽しく学ぶためのイベント「夏休みわくわくミュージアム☆2017」の一環として催され、区内で出土した土器やその時代の人々の暮らしについて学びながら、夏休みの自由研究に役立つ地域しらべのノウハウも学んでもらおうと企画されたもの。
会場では、大きく開いた口縁部と縄文を縦方向の帯状に擦り消した文様が特徴の「加曽利(かそり)E式(しき)土器(中里遺跡・縄文時代中期)」や、赤彩と細い縄文による文様が特徴の壺形土器(赤羽台遺跡・弥生時代後期)のほか、食料の保管や調理を行っていた厨家(くりや)を示す「厨」の文字が書かれた墨書土器「厨」(御殿前遺跡・奈良時代)など、区内の遺跡で出土した貴重な土器を展示。子どもの好奇心をかき立てるため、夏休みの宿題の下調べで同館を訪れた同館のマスコットキャラクターであるコン吉・コン太親子と、ナビゲーター役の弥生土器の妖精「ツーボー」とのやりとりを通して、分かりやすく展示品を紹介する。
<開催期間> 7月22日(土)から8月27日(日)まで
<休 館 日> 毎週月曜日(7月17日(祝)を除く)、7月18日(火)
< 会 場 > 北区飛鳥山博物館2階 特別展示室(北区王子1-1-3、飛鳥山公園内)
< 交 通 > JR京浜東北線王子駅南口徒歩5分・東京メトロ南北線西ケ原駅徒歩7分
<開館時間> 午前10時から午後5時まで
<観 覧 料> 無 料
~問い合わせ~
北区飛鳥山博物館 ℡03-3916-1133
関連事業
①縄文土器マグネットを作ろう!
<日時> 第1回:7月26日(水)、第2回:8月9日(水)
各日 午前10時15分~11時、11時15分~正午
<会場> 北区飛鳥山博物館2階ホワイエ
<内容> 展示資料をみながら、粘土に縄文土器の文様をつけ、オリジナルマグネットを作成する。
<対象> 小・中学生
<定員> 各回10名(当日直接会場へ、先着順)
<費用> 1人100円(材料費)
②学問のススメコーナー
<内容> 展示関連図書を使っての調べものや、自主学習ができるコーナー
<会場> 北区飛鳥山博物館2階ホワイエ 特設コーナー
<期間> 展示期間中
<費用> 無料