【江戸川区】“マスク着用で高まる熱中症対策にも!”昔件 な名がらの「丸麦麦茶」本格的な夏に向け、出荷最盛期

“マスク着用で高まる熱中症対策にも!”昔件 な名がらの「丸麦麦茶」本格的な夏に向け、出荷最盛期


撮影日時 2020年6月17日(水)正午頃
場  所 小川産業株式会社(江戸川区江戸川6‐31‐4/TEL:3680‐4306)
写  真 石釜の前で焙煎具合を確認する小川良雄社長


梅雨の晴れ間が広がり蒸し暑い日が続く中、区内で110年以上にわたって麦茶の製造を続ける小川産業株式会社(江戸川6/代表取締役社長:小川良雄(65歳))では、昔ながらの製法にこだわって丸粒の大麦をそのまま使った「丸麦麦茶」の出荷が最盛期を迎えています。
明治41年創業の同社では、初代社長である故・小川竹次郎(おがわたけじろう)さんが考案したこだわりの製法を現在も受け継ぎ、麦茶を生産しています。原料は、国産の六条大麦の中でも高品質と定評のある関東産。代々受け継がれた大谷石の石窯を使い、麦がじっくり均等に加熱されるよう、砂から放射される遠赤外線で、麦を二度焙煎。三代目の良雄さんが長年の勘を頼りに目と鼻で煎り具合をしっかり確認し、うまみや甘みのある麦ができあがります。
熱中症対策に効果がある飲み物として近年見直されている麦茶。アイスコーヒーやエナジードリンクに含まれるカフェインには利尿作用があることから、カフェインがなくミネラル豊富な麦茶は水分補給に適しています。また、厚労省は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大を防ぐためのマスクの着用は、熱中症のリスクが高くなることから、のどが渇いてなくてもこまめに水分補給を心掛けるように呼びかけています。
同社の主力商品は、「小川の麦茶つぶまる(13g×20個入/税別400円)」。麦本来の香りや甘みが楽しめる煮出し用の六条麦茶で、にごりのない澄んだ色と後味がスッキリしているのが特徴です。また、つぶまると同じ焙煎方法で作った水出し兼用の麦茶「小川の麦茶つぶこ(10g×10個入/税別300円)」の人気も上々。冷水で手軽に作ることができるとあって売れ行きも好調です。
良雄さんは「麦茶は身体を冷ます効果がある夏にぴったりの飲物。麦本来の香りと甘みを味わってほしい」と笑顔で話していました。また、近年はモンゴルや台湾でも同社の麦茶が好評を得ていることから「日本の古き良き麦茶を海外の方にも広めていきたい」と話しています。
同社では年間で約150トンを生産しており、繁忙期の6月から8月にかけては約90トンと年間生産量の約6割を出荷。同社の商品は、篠崎文化プラザ内の「江戸川区名産品アンテナショップ(篠崎町7)」やデパートなどのほか、同社ホームページ(https://tsubumaru.jp/)から購入することもできます。
また、使い捨て容器などを減らし、ゴミ減量に役立つマイボトルにも利用してもらおうと、ティーバッグと水をマイボトルに入れるだけで手軽に作ることができる「小川の麦茶マイボトルつぶこ」が7月下旬から販売される予定です。


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