【板橋区】赤塚植物園でハンゲショウが見ごろを迎えます! ~“半夏生”の頃に“半化粧”する珍しい植物~

赤塚植物園でハンゲショウが見ごろを迎えます!~“半夏生”の頃に“半化粧”する珍しい植物~


場 所 板橋区立赤塚植物園(板橋区赤塚五丁目17番14号)

板橋区立赤塚植物園(板橋区赤塚五丁目17番14号)で、茎の先端の葉の一部が白く変わる「ハンゲショウ」が見ごろを迎えている。
ハンゲショウは、水辺などの湿った場所に生えるドクダミ科の多年草。名前の由来は、葉の半分が化粧をしたように白く染まることから「半化粧」という説と、もう1つは暦の半夏生の頃(毎年7月2日頃)に目立つことから「半夏生」という説の2つがある。白くなるのは花の近くの数枚の葉の表面のみ。花が小さく目立たないため、葉の表面を白くすることで昆虫を誘い、受粉に役立てていると考えられている。
同園でも、園内3か所の池のほとりにそれぞれあるハンゲショウが、6月の初めごろから葉を白く変え始め、日に日にその数が増えてきている。
この日(日)は梅雨の晴れ間とあって、白く色づいたハンゲショウを見ようと多くの来園者で賑わっていた。来園者は「半分だけ白くなるなんておもしろい。」などと話し、水辺に咲くハンゲショウを眺めながら夏の訪れを感じているようだった。このほかにも、「ハナショウブ」や「ドクダミ」が見ごろを迎える。
赤塚植物園での見ごろは7月上旬まで。夏になると緑色の葉に戻ってしまうという。問い合わせは、同園(電話3975-9127)へ。



☆区立赤塚植物園☆
●所在地  板橋区赤塚5-17-14 ℡3975-9127 
●交 通  東武東上線「下赤塚」駅下車徒歩16分
都営地下鉄三田線「西高島平駅」下車徒歩20分
●開園時間 1月~11月は、午前9時~午後4時30分(12月は、午前9時~午後4時)
●休園日 毎週月曜日、第1・3・5火曜日(月曜・火曜が祝日の場合は直後の平日)※入園は可能です。
●入園料 無料


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