【葛飾区】寅さん記念館開館20周年!20年の歩みを振り返る特別展が11月1日からスタート!

寅さん記念館開館20周年!20年の歩みを振り返る特別展が11月1日からスタート!



平成9年11月16日に開館した「飾柴又寅さん記念館」(柴又6-22-19)が、今年で開館20周年を迎えるのに合わせ、11月1日から来年1月14日(日)まで、特別展「寅さん記念館20年の歩み」が開催される。同館は平成12年以降、3年ごとにリニューアルを行っており、それらリニューアルの歴史を振り返る特別展示のほか、館内に設置された各色のスタンプを重ね押しすることで絵柄が完成するオリジナル「重ね押しポストカード」を入館券購入者に限定配布(12月10日(日)まで、無くなり次第終了)するなど、関連イベントが行われる。また、11月25日(土)、26日(日)に行われる「寅さんサミット2017」の期間中、同じく関連イベントとして、同館では『男はつらいよ』シリーズのロケ地となった地域の駅弁を販売する「全国駅弁まつりin 寅さんサミット」も行われる。



特別展は、同館の無料休憩室内で行われている。3年ごとのリニューアル内容が分かるパネル展示のほか、開館を記念して作られたテレホンカードや手ぬぐいなどの記念品に加え、山田洋次監督、倍賞千恵子さん、吉永小百合さんなど、これまで同館を訪れた著名人のサインなどが並ぶ。
館内5か所には重ね押しポストカード用のスタンプ台が設置されており、それらを一つずつ重ね押ししていくと、出口付近で一つの絵が完成する仕掛けになっている。訪れた人々は白地のポストカードに、映画に登場する「くるまや」の店内で寅さんが寝ている絵が出来上がっていくのを見て、「こんな風になると思わなかった、すごーい!」などと話しながら、映画の世界に浸って熱心に館内を観覧していた。


宮城県仙台市から家族とともに同館を訪れた鈴木 和世(すずき・かずよ)さん(65歳、昭和27年 2 月 14 日生まれ)は、「『男はつらいよ』の大ファンで、全作品とおして何回も観ている。作品が終了した後もこうした記念館が愛され続けるのは大変なことだと思うが、若い人にもここを訪れて、寅さんの真心、人を思う気持ちにふれてもらいたい」と語っていた。