【墨田区】~災害から命を守ろう。「防災の日」みんなで防災について考えよう~ 「墨田区防災フェア」1日開催!

~災害から命を守ろう。「防災の日」みんなで防災について考えよう~ 「墨田区防災フェア」1日開催!



 1日、都立横網町公園(横網二丁目3番25号)で「墨田区防災フェア」が始まった。これは、防災に関する各種展示や体験などを通じて、自助・共助の防災理念の徹底を図るため、9月1日の「防災の日」と8月30日から9月5日の「防災週間」にちなんで行うもの。本日のほかに9月10日(日)にはすみだリバーサイドホール(吾妻橋一丁目23番20号・区役所隣接)でも内容を拡大して開催する。今年のテーマは、「進めよう!一人一人の防災対策〜地域の防災力を高めるために〜」。
 会場では、震度7までの地震の揺れを体感できる起震車による地震の疑似体験を実施。参加者はみな、初めて体験する大きな地震に驚いている様子だった。さらに、災害時に有効な情報源となるラジオの無料修理コーナー、建築無料相談コーナー、災害用伝言ダイヤル171体験コーナーなどのブースを開設し、大勢の来場者で賑わっていた。
 9月10日(日)は、すみだリバーサイドホールほかで、迅速な救援活動等を行う災害用ドローンの展示・低空飛行による実演、スマートフォンのカメラで撮影した実風景映像に津波や煙を重ねて表示しリアルな災害体験ができる災害用VRなど、今、防災活動の普及において注目されているものを、区民の皆さんが実際に、目に触れる又は体験することができる。他にも、災害時に活躍する「ハンドチャージャーライト」がもらえる「防災クイズラリー」やローリング・ストック法を学び、家庭で簡単にできる備蓄食品を使った調理の実演・試食など、家族連れでも楽しめる盛りだくさんな内容で開催。また、墨田区ご当地キャラクターのおしなりくんやあづちゃんに加え、防サイくん(東京都の防災キャラクター)も、会場を回遊して賑わせる。



<防災フェア実施方針>
 関東大震災(大正12年9月1日)の発生から94年を迎える今年は、墨田区においても防災対策を一層強化すべく、一人一人が、地震、洪水等の災害について認識を深めるとともに、これらに対する備えを充実強化することで「自助」についての意識向上を図り、「共助」へ発展させることを目的に実施する。例年に引き続き、個人(各家庭)や地域での防災力向上を図るための情報も提供する。