【葛飾区】防災の日に柴又自治会で防災訓練

防災の日に柴又自治会で防災訓練



 9月1日(金)防災の日にあわせ、 葛飾区江戸川河川敷にある区立柴又公園(葛飾区柴又七丁目19番地先)で、地元自治会による防災訓練が行われた。訓練には地元小学校2校および保育園2園が参加し、校舎や園舎から避難所まで徒歩にて移動する避難行動の確認も行われた。


 約6,000世帯を抱える柴又自治会が、今回の防災訓練を主催した。訓練には 飾区、亀有警察署、金町消防署が協力したほか、地元の小学校である柴又小学校(葛飾区柴又4-30-1)、東柴又小学校(柴又5-12-15)および保育園である白鷺保育園(柴又3-30-9)、ひかり学園(柴又6-19-1)が加わり、総勢1,353人が参加する防災訓練となった。前半、各小学校および園舎から避難場所であり、今回の防災訓練会場である柴又公園まで、警察、消防、自治会スタッフによる誘導のもと保護者と一緒に避難する避難訓練が行われ、江戸川河川敷には本日夏休みを明け、始業式をむかえた児童たちの黄色い帽子が長い列をなした。避難場所では起震車、煙体験ハウス、水消火器による初期消火体験や、救命訓練AEDの取り扱いなど、災害時に役に立つ様々な体験ができるコーナーが設置され、児童や園児たちはそれぞれの体験訓練を行った。
 放水体験をした柴又小学校2年生の大須賀 凛(オオスガ リン 8歳 平成21年7月15日生※ 写真に写る児童)さんは「ホースが重くて大変だけど、放水体験は楽しかった」とコメントし、小学校から会場まで歩いてくる避難訓練で疲れたと、同伴した保護者に話しかけていた。
 今回の訓練代表者である柴又自治会防災市民組織会長 関 益義(セキ マスヨシ)氏は「災害はいつやってくるのかわからない。自らの身を守るため、防災訓練を通して様々な体験を積んでほしい」とコメントした。