【江戸川区】“能楽師が実演、室町文化に触れる”「能楽師シテ方観世流が特別授業」

“能楽師が実演、室町文化に触れる”「能楽師シテ方観世流が特別授業」


 江戸川区立南小岩第二小学校(校長:土上智子)では19日(水)、児童が伝統芸能に触れる特 別授業「能楽ことはじめ~触れてみよう日本の文化~」が行われます。能楽師シテ方観世流松山 隆之(まつやまたかゆき)氏をゲストティーチャーに招き、講義や実演などで室町時代に大成し た「能楽」について学びます。
  同校では、6学年の児童が社会科の授業で「室町に幕府が置かれたころの代表的な建造物や絵 画について調べ、室町文化が生まれたこと」について学んできました。能のほか、茶の湯や生け 花など室町時代に生まれた文化は、今なお私たちに親しまれていることを知りました。
  当日(19日)は、1学期の授業の総仕上げとして、6年生の児童が講義を受けるとともに、実 演や実際に使う「能面」にも触れて伝統文化を体感します。


「能楽ことはじめ ~触れてみよう日本の文化~」
場所:南小岩第二小学校体育館(南小岩2-16-1) 時間:午前8時45分から10時20分(1・2時間目) 内容:能楽の講演、実演、体験


能楽師シテ方観世流 松山 隆之(まつやま たかゆき)氏プロフィール
神奈川県相模原市出身、江戸川区在住。昭和五十年生まれ。五十六世梅若六郎玄祥師(日本芸術院会員)に師事。
通年、国内公演に多数参加の他、これまで数々の海外公演にも参加する。
舞台活動を中心としつつ、多方面に亘る講演・稽古事の指導にも積極的に従事する。(北里大学特別 講師・寺院・百貨店・施設ボランティア・緑翔会主宰など)
また、緑翔会発足以来、通年行事として「能楽堂にての発表会」を主催の他に平成 24 年より自身の研鑽に「能の会」を開催、主演する。
父に松山隆雄(重要無形文化財総合指定保持者)。
公益社団法人 能楽協会 正会員、観世流 準職分、財団法人 梅若会 所属、緑翔会 主宰
ご本人のホームページ「松山隆之 日々是能日」より抜粋