【江戸川区】23区で初の挑戦!住民総参加型スポーツイベント 「江戸川区スポーツチャレンジデー」 31日開催

23区で初の挑戦!住民総参加型スポーツイベント
「江戸川区スポーツチャレンジデー」 31日開催




1日に15分以上の運動やスポーツを行った住民の数(参加率)を自治体間で競い合う「スポーツチャレンジデー」。住民の継続的な健康づくりや運動・スポーツ参加を促進しようと、江戸川区では今月31日、同イベントに初めてチャレンジします。
スポーツチャレンジデーは、1983年にカナダで始まった住民総参加型のスポーツイベントで、国内では93年から開催。午前0時から午後9時の間に継続して15分以上の運動やスポーツを行った住民の数を人口規模がほぼ同じ自治体間で競い合うもので、毎年5月の最終水曜日に実施されています。勝敗で負けた自治体は、対戦相手の健闘を称えて相手自治体の旗を庁舎のメインポールに掲揚することがルールとして定められており、今年は初参加10市区町村を含む128の市区町村が参加。江戸川区(人口約69万人)は、人口規模25万人以上の自治体として区分された秋田県秋田市(人口約31万人)と山口県下関市(人口約27万人)の2市と「三つ巴の争い」で勝利を目指します。
参加率に計上されるのは、所定の時間内に江戸川区内にいる全ての人のうち、15分以上継続して運動・スポーツを実施した人の数。区内在住・在勤・在学は問わず、個人でランニングを行った人も同僚とボウリングを楽しんだ人も対象となります。営業で区内を訪問したサラリーマンもOK。23区で初の取り組みとなるだけでなく参加自治体の中で人口規模は最大とあって、一人でも多くの住民らにPRをしながら参加を促進しようと、現在区内の小・中学校をはじめ専修・各種学校、地域団体、区内事業者等にも協力を呼びかけ、当日に向け準備を進めています。
チャレンジデー当日は、区内のさまざまな団体が地域の特性等を活かしてユニークな取り組みを展開。小松川小学校(平井4)では、大島小松川公園までの往復約3kmのウォーキングに全校児童でチャレンジします。社会福祉法人江東園(江戸川1)では、特別養護老人ホームの利用者や保育園児、近隣住民らに声をかけ、朝の体操を行いながら誰でも取り組める簡単な運動を実施。朝日信用金庫では、職員向けに開発したストレッチ体操「信ちゃんストレッチ」のDVDを区内各支店に配布し、当日備えます。その他、一般参加が可能な催しも区内各所で用意。イオン葛西店(西葛西3)では、買い物ついでに簡単な運動ができるプログラムを準備し、買い物客らに参加を呼びかけます。新左近川親水公園(臨海町3)では、これまで参加が区民等に限られていた「カヌー体験教室」を開催。タワーホール船堀(船堀4)では、高さ115mの展望フロアまで続く階段を1階から歩いて登る特別メニュー「展望タワーにチャレンジ!」を用意し、事前に参加者を募ります。他にも、区スポーツ施設ではプールやアイススケートリンク、少年野球場などの会場を無料で一般開放。参加報告は、当日所定の時間内にイベント会場や区施設、区内鉄道駅などに設置された集計ボックスや電話・FAXで受け付けを行います。
なお、今月23日は午後2時30分からオンラインテレビ電話を利用して対戦相手とのエール交換を開催。区を代表して多田正見・江戸川区長が参加し、秋田市、下関市の代表らと情報交換をしながら当日に向けての意気込みを語ります。