【北区】~区のスポーツを支える担い手を育てる~ 北区スポーツボランティア養成講座を開催

~区のスポーツを支える担い手を育てる~
北区スポーツボランティア養成講座を開催


石野枝里子氏
(2006年トリノオリンピック・スピードスケート女子チームパシュート4位)


5月21日(日)、東京家政大学板橋キャンパス(板橋区加賀1-18-1)で、「北区スポーツボランティア養成講座」を開催する。参加無料。当日直接会場へ(先着150名程度)。
これは、東京2020大会に向けて、区のスポーツを支える人材を育成することを目的に開催するもの。第1回の開催となるこの講座では、スポーツボランティアの役割と楽しみ方を、(公財)スペシャルオリンピックス日本の園部さやか氏が講義する。また、2006年トリノオリンピック・スピードスケート女子チームパシュート4位の石野枝里子氏と、2012年ロンドンオリンピック・競泳女子4×100mメドレーリレー銅メダリストの上田春佳氏がパネリストとして出演し、スポーツボランティアの必要性をテーマにディスカッションする。
味の素ナショナルトレーニングセンター(西が丘3-15-1)など、世界レベルのアスリートが集う施設がある北区では「トップアスリートのまち・北区」を掲げ、東京2020大会に向けてさまざまな取組みを行っている。
同大会では、9万人以上のボランティアが必要といわれているが、平成27年度に実施した内閣府の調査によると、約60%の国民がボランティア活動に興味を示している一方で、活動経験のある国民は約23%にとどまっている現状がある。北区においても、これまでトップアスリート直伝教室など、区民がさまざまな形でスポーツを「する」「観る」機会を提供してきたが、「支える」しくみの構築は不足していた。そこで、ボランティア活動への参加機会を提供するとともに、区のスポーツを支え、盛り上げる人材を育成するため、今年4月から「北区スポーツボランティア制度*1」を創設し、養成講座を開催することとなった。



上田春佳氏
(2012年ロンドンオリンピック・競泳女子4×100mメドレーリレー銅メダル)


「北区スポーツボランティア養成講座」の概要
<日  時> 5月21日(日)、午前10時~正午(9時30分から受付)
<会  場> 東京家政大学板橋キャンパス120周年記念館2階・120-2C講義室(板橋区加賀1-18-1)
<定  員> 150名程度(先着順) ※事前申込不要、当日直接会場へ
<参 加 費> 無料
<内容・講師>
●第1部「スポーツボランティアの役割と楽しみ方」
講師:園部さやか氏(公益財団法人スペシャルオリンピックス日本 業務推進部長、日本スポーツボランティアネットワーク 理事)
●第2部「スポーツボランティアの必要性~東京2020大会を見据えて~」
(オリンピアン等によるパネルディスカッション)
講師:齊藤恭平教授(東洋大学ライフデザイン学部健康スポーツ学科)
石野枝里子氏(2006年トリノオリンピック・スピードスケート女子チームパシュート4位)
上田春佳氏(2012年ロンドンオリンピック・競泳女子4×100mメドレーリレー銅メダル)
園部さやか氏

*1 北区スポーツボランティア制度
東京2020大会に向け、スポーツ現場におけるボランティアニーズの受け入れ先を用意し、さらにボランティアを確保・育成することを目的とした制度。大会後もボランティア文化を定着させるとともに、区が主催するスポーツ事業などを通して区民活動・社会貢献活動を後押しし、地域の活性化を図っていく。
対象は、区内在住・在勤・在学または区内に本拠地を置くスポーツ・レクリエーション団体等の構成員で満15歳以上(中学生を除く)の方。