【江戸川区】“ボランティアが丹精込めて育てた色とりどりのバラ” 「フラワーガーデン」でバラが見ごろ

“ボランティアが丹精込めて育てた色とりどりのバラ”
「フラワーガーデン」でバラが見ごろ



今後のイベント

花と緑の音楽会
(14 日 12:00~、28 日 11:20~/直接会場へ/雨天中止/ 出演:江戸川区音楽ユビキタス)

バラの撮影会
(21 日 10:00~12:00/当日先着 20 名/雨天中止/ 講師:江戸川文化写真連盟)

初夏の新緑とバラを楽しむガイドツアー
(27 日 9:00~12:00/定員 20 名/ 費用:250 円/申込先:えどがわ環境財団企画経営係 03-5662-6738)

場所:フラワーガーデン(南葛西4-9総合レクリエーション公園内)



区立総合レクリエーション公園内「フラワーガーデン(南葛西4/面積 21,307 ㎡)」では、 色鮮やかな美しい春バラが見ごろを迎え、訪れる方の目を楽しませています。入場無料。
「フラワーガーデン」は、1984年に設置された4か所の噴水とバラの植栽を基調とし た洋風庭園。広々とした回遊式の庭園では、噴水を中心として左右対称に111種約600 株の色鮮やかなバラが咲き誇り、甘い香りを漂わせた花を歩きながら一つ一つ間近で楽しむ ことができます。
同園のバラは、「江戸川ローズボランティアサークル(代表:梅原滋/会員数:19名)」 の方々が年間を通じて管理。丁寧に整枝を行うことで、毎年見応えのある花を咲かせていま す。同サークルは2004年から開催していた区主催の「バラの手入れボランティア養成講 座」の講師とその卒業生が結成した団体。講師で初代代表の出井武吉(いずいたけよし)さ んは一度も休むことなくボランティア活動を続けてきました。2015年に出井さんが急逝 して以降も、「出井さんのバラに対する愛情を絶やすまい」と、梅原代表をはじめ会員らがそ の意思を受け継いで精力的に取り組んでいます。



会員らは月に2回以上集まり、一株ずつ枝ぶりを見て、採光や風通しを良くするためにし おれた花殻摘みや剪定などの手入れをします。梅原さんは、「冬を過ごしたバラが一気に花開 いて見ごろを迎えています。これからつぼみを膨らませた二番花を咲かせるバラが出てきま すので、6月初めまで花を楽しむことができます」と話しています。
今日(11日)、同園では大輪でピンク色の花を咲かせる「クイーンエリザベス」や深みの ある赤色が特徴の「熱情」、黄色の花を咲かせる「ローラ」など色彩豊かなバラが見ごろを迎 え、来園者はスマートフォンで写真を撮ったり、花の香りを楽しんだりしていました。同園 を訪れていた野﨑眞砂子(のざきまさこ/65歳/南葛西2)さんは、「様々な種類のバラを 見ることができてとても嬉しいです。スマホで撮った画像をさっそく友人に送りました」と 笑顔で話していました。
同園では、14日(日)12時からと28日(日)11時20分から、楽器の音色や歌声 を楽しめる「花と緑の音楽会」を開催。また、21日(日)10時からは、区文化写真連盟 の会員らを講師に迎えて「バラの撮影会」が開催されます。このほか、梅原代表が案内する「初夏と新緑とバラを楽しむガイドツアー」も実施。本日(11日)から申し込みを受け付 けています。
申し込みは、えどがわ環境財団(03-5662-6738)まで。