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【墨田区】~縁起の宝船で福がくる!来年も楽しい一年になりマウスように!~「隅田川七福神宝舟」づくりで大忙し!

~縁起の宝船で福がくる!来年も楽しい一年になりマウスように!~「隅田川七福神宝舟」づくりで大忙し!



都内でも有数の七福神めぐりとして知られ、新年には多くの参拝客で賑わう「隅田川七福神めぐり」。 年の瀬を迎え、この七福神を祀る墨田区内の各寺社などでは、御分体(ごぶんたい=御神体の分身で高 さ5cmほどの黒い陶器製のもの)を乗せる「隅田川七福神宝舟」づくりが始まった。
「隅田川七福神めぐり」の期間中、七福神を祀っている6寺社などで授与されるものが「隅田川七福神 宝舟」。隅田川七福神めぐりでは、各寺社などでそれぞれの福神の御分体(各500 円)を頒布しており、それらすべてを各寺社などで求め、宝舟(1艘1,500 円)に乗せて玄関や神棚、仏壇などに飾ると「福がくる」と古くから言い伝えられている。そのため「縁起の宝舟」として、御分体と一緒に毎年購入す る参拝者も多い。この「宝舟」は、かつて隅田川を往来していた舟を模したもの。純白の陶製品で、上 品なつくりとなっている。大きさは、長さ約20cm、幅約8cm、高さ3cmほど。舟の中央には、新 年の雑煮箸として用いられる「柳箸(やなぎばし)」で作られた高さ約 15cmの帆柱が立てられ、そこに朱色で「寶」と押印された祝儀を包む奉書でできた帆が「そっくい(米粒をつぶした糊)」で貼り付け られている。さらに帆柱の頂点からは、船首と船尾に向かって凧糸をウコンで黄色く染めた帆網が張ら れており、正月にちなんだおめでたい品々が使われている。
今年も隅田川七福神のうち、「寿老神」を祀る「白鬚神社(宮司:今井 達(いまい いたる))で、『隅田川七福神宝舟』づくりが始まった。緋色(ひいろ)の袴を身に着けた清楚な雰囲気漂う巫女が製作に あたっている。「宝舟」を作る一連の工程は、すべて手作業で行われており、張り詰めた空気の中、巫女 は次々と「宝舟」を仕上げている。
同神社では、31 日の夜に、作り終えた「宝舟」と「御分体」を神前に供え、お祓いをする 「清祓式
(きよはらいしき)」を行う。元旦の午前零時から、各寺社などで頒布。


<隅田川七福神めぐりについて>
「隅田川七福神めぐり」は、元旦から7日までの間に、福徳の神を祀る寺社などをめぐり、開運を祈る行 事。江戸時代後期、向島百花園の創始者である佐原 鞠塢(きくう)と文人仲間が、鞠塢所有の「福禄寿尊」を使って七福遊びができないかという話になったのが始まり。鞠塢たちは、多聞寺の「毘沙門天」、長命寺 の「弁財天」、弘福寺の「布袋尊」、三囲神社の「恵比寿神・大国神」は揃ったが、寿老人だけが見つから なかった。そこで、向島百花園近くの白鬚神社で、「白い鬚であれば老人の神様であろう」と考え、白鬚神 社の神様を「寿老神」と見立てて「隅田川七福神」が完成したといわれている。200 年以上経過した現在も『隅田川七福神めぐり』は、お正月の恒例行事として多くの人に親しまれており、下町情緒あふれる区 民の生活文化行事として、平成15 年10 月に、墨田区登録無形民俗文化財に登録された。


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